光永産業の事業が持つ魅力は何ですか？
皆さんは例えば、電気や携帯電話を「当たり前のように」使っていると思います。しかしそのサービスを供給するネットワークは、山奥に数多く設置された「鉄塔」なくして成り立ちません。その建築において、施工現場まで大量の資材や人員を配送するのが光永産業の製品、モノレールなんです。縁の下の力持ち的な存在ではありますが、私たちの技術やサービスが「現代社会に欠かせないインフラを支えている」という事実は、大きなプライドの源ですね
事業競争力はどこにあるのでしょうか？
当社は今から50年ほど前、当初はミカン農家向けの収穫用モノレールのメーカーとしてスタートを切った企業です。そこで培った技術を産業用に展開したことが、まずは大きな起点でした。この業界の市場は決して大きなものではなく、大手メーカーや競合企業が参入しづらい領域。ここで技術的にもシェア的にも大きなアドバンテージを有している点が、当社の大きな強みです。
今後の会社の展開について教えてください。
移動体通信も電力分野も、まだまだネットワーク構築は発展途上。特に電力関連需要は今後20年間にわたって拡大し続ける見込みです。現在も全国で約100カ所の現場が動いているのですが、当社への業務依頼も近年増加を続けており、ここ6年間で売上高も約9億円から17億円へと急成長しています。今後は国内の実績を背景に海外への業務展開を視野に、さらなる成長を堅実に進めていきたいですね。
将来の光永産業を支える皆さんにメッセージを！
こうした当社の好調な展開を支えているのは「人材」に他なりません。特に当社は現場主導型の会社ですから、仕事を任される社員それぞれが独自に状況を判断し仕事を動かしていく「自由度の高さ」が特徴的な社風ともなっています。こうした点が若いメンバーたちのやる気や成長を支えているのだと考えています。私としては、皆が少しでも快適に働くことのできる環境づくり、福利厚生制度の充実にさらに力を注ぎ「人とともに伸びる光永産業」の足場をしっかりと固めていきたいですね。
